TISSOT

Z197 NAVIGATOR


スイス・スウォッチ社の中堅をになうTISSOTの歴史は古く、創業は1853年。2年前には創業150周年記念行事や記念モデルなどが発表されました。現在までも綿々と続くポケットウォッチや風防をタッチしてして操作するT−TOUCHシリーズなど先端技術への導入も行われているとてもユニークなメーカーです。

オリジナルのNavigatorは、当時TISSO社に入社したばかりの若手でいまではスイス時計界の伝説ともなっているOscar Waldanによってデザインされ、世界初のGMT時計として1953年に誕生しました。この復刻版NAVIGATORにはここに紹介するSSモデルの他にケース・ベゼル竜頭に金メッキを施したモデルもあり、計1800本の限定モデルとして当時の面影を残しつつETA社のムーブメントを搭載し発売されました。

<1953年当時の面影を良く残すクラシックでエレガントな印象の時計です。>

<風防は初代モデルと同じドーム型に盛り上がったプラ風防。竜頭にはTISSO社の

イニシャルの”T”の文字が刻まれています。>

<文字盤には世界24都市の名前が刻まれています。この都市名の刻まれた文字盤

プレートがゆっくりと24時間かけて一周します。>

<30m防水が施されたSSのケースにスクリューバックの裏蓋。裏蓋にはモデル名

のZ197、限定番号、中心にはエンブレムなどが刻まれています。>

大抵のGMT時計が文字盤上にあるGMT針にベゼルや文字盤外周に施されたGMTリングなどを廻して合わせるのに対してこの時計では、文字盤中心に位置する世界24都市名が刻まれたプレートがゆっくりと24時間かけて一周します。文字盤外周には24時間を示すアラビア数字が楔形のアブライト表示と1時間ごとに交互に配置されています。 そして固定されたベゼルには通常の時計の文字盤に刻まれているはずの12時間が刻まれています。

それでは簡単にどのように時間を合わせるのかを記したいと思います。 

まず竜頭を一番外側に引き出すことにより現在住んでいる地域の時間に合わせます。 その次に竜頭を一段階内側に戻すことにより世界24都市名の刻まれたプレートを動かすことが出来ます。例えば今僕のいるドイツが午前2時の場合、日本は+8時間。プレートに刻まれたTOKYOを文字盤外周に刻まれた24時間計の10時の位地にあわせます。 そして竜頭を元の位置に戻すことにより全世界の時刻を知ることが出来ます。

<力強い太目のラグ。この太目のラグのおかげで文字盤が煩く見えないようです。

緩やかに傾斜したベゼルのおかげで風防の厚さは気になりません。>

<ETA社製の21石、2893−3。2893−2が通常のGMTムーブメントなのに対し、

末尾3はこの時計のように文字盤自体が動くGMT専用のムーブメントです。>

文字盤の配色は24時間表示のある外周リングにやさしいクリーム色、中心に位置するプレートはオフホワイト。それに対する世界24都市名はブルーで刻まれており、唯一つ日付変更線のみが赤で表記されているのもとても良いアクセントとなっています。この色合いは絶妙で煩くなりがちなGMT機能搭載時計としては非常にエレガントに仕上がっています。

入手当初は24時間表示の時計なのかどうか非常に悩みましたが、この文字盤が24時間かけて廻る仕組みに気付いてからはコレクションの中でも特にお気に入りの一本となりました。 また通常文字盤に配列されるはずの12時間をベゼルに配置。時計自体は通常の12時間で一周する為、24時間表示時計のような時を知る為の煩わしさも無く非常に使いやすい一本です。

文字盤・ケースの仕上げも非常に丁寧で、先にも述べたようにクラシックな味わいの中にスポーティさとエレガントさを兼ね備えた、コレクションの中でも異色の一本です。

 

TISSOT Z197 NAVIGATOR Wallpaper                            

#1 154kb (1280x960 Pixsels)/Downlord

#2 144kb (1280x960 Pixsels)/Downlord

〜NAVIGATOR ”1953” re−Edition〜

Z197 cal.2893−3(ETA) Automatic 21石

ケース:38mm 

 

 

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