1A0022 Chronograph
<ゴールドプレートのケースにタキメーターが刻まれたエレガント・スポーティーといった趣です。> |
日本が世界に誇るセイコー社のクロノグラフ・クォーツです。 このクロノグラフ、一見すると普通の3針モデルのように見えます。大抵の人は「コレの何処がクロノグラフ?」と質問されます。 しかし答えは簡単、右側に付いているリューズを回転することによって”モード”を切り替え、クロノグラフとしての機能も持ち合わせているのです。 このムーブメントの特徴として、6つの切り替えモードに加え"デモンストレーション・モード”なるものまで備えているところです。このデモ・モードとは通常の時間表示の際クロノプッシャーを2つ同時に押すことによって作動し、長針、短針、秒針がそれぞれ縦横無尽にダイアル上を回りまくるという、なんとも文章では表現しにくい派手な機能です。 しかしこのような多機能ムーブメント、他社ではお目にかかったことがありません。 |
| この”切り替えモード”には、通常の時計モードの”TIME”、”ALARM ON”、アラームの設定をする”ALARM SET”、60分カウントダウンの”TIMER”、閏年以外は変更不必要のオートカレンダー”CALENDAR”、そして10/1秒まで計ることの出来る”CHRONOGRAPH”の6種類からなります。 |
<これは”カレンダーモード”。ダイアル上のすべての針が現在の月である”8”を指しています。これによって、今日は8月3日であることがわかります。> |
<クロノ・モード。秒針が余りの速さの為にブレてしまっています。(笑)このようにはじめの1分間は秒針が派手に1/10秒レトグラフとして機能します。> |
このクロノグラフの特筆すべき点は”1/10秒”センターセコンドの動きです。 これは、まずモードを”CHRONOGRAPH”にすることにより時分針、短針が12時の位置に揃います。その後、通常のクロノグラフとは反対側の左に付いているプッシャーによってスタートします。 そうする事により、通常の秒針が目にも止まらぬ(!)速さで、12時〜2時の間を1/10秒単位で刻み、2時位置まで達するとレトログラフ機能でまた12時位置にまた目にも止まらぬ速さで戻って10/1秒を刻み始めるという通常のクロノグラフでは絶対に目にすることの出来ない、とても派手な動きで楽しませてくれます。 しかしこの派手な”ショー”もバッテリー節約の為か1分間しか目にすることは出来ません。 |
<ケースとムーブメントの間に見えるのはプラスティック製のインナーリング。裏蓋はスナップバックながらも100m防水。> |
<デモ・モード中に撮影した為、長・短針がブレてしまっています。ダイアルはギョウシェ彫りが施されたパールホワイト色の中々凝ったもの。> |
| クロノグラフ・モードでは通常の秒針が1/10秒針、長針が通常のクロノグラフのセンターセコンド、短針が60分積算計の働きをします。また、このクロノグラフはスタート・プッシャーを2度押しすることによってスプリットセコンド機能も持ち合わせる優れものです。 私がとにかくこの時計を気に入った理由はクロノグラフでありながら3針モデルのような顔つきと、その風貌からは想像できない多機能性でしょうか。 個人的に一見普通に見えるのに実は凄い、というものが好きな私にとってはぴったりの時計です。 |
〜SEIKO QUARTZ Chronograph〜1A0022 クォーツ 6M26A−8020 / 9石 SSケース 40mmBarington 20mm リザート革ベルト |