<2002年夏にUSA・ebayのアンティークショップの出品者より購入。当初は何故か7912ブレスが付いていました。現在は1175ブレスを使用しています。> |
一般に4thモデルと呼ばれているものです。この4thモデルから、現在まで採用されているクラウンガード付きの美しいカーブを描くラグのケースが採用されました。このラグはオメガを代表するとても優秀なデザインで、最新作のアクアテラもクラウンガード無しながらも同様の美しいラグを使用しています。 現行モデルも同様のデザインを採用していますが4thのケースの方が幾分小振りな為か、着用感は4thの方が良好に感じられます。 4thモデルにはST105−012とST145−012があり、その両者の最大の違いは文字盤に記されている”T SWISS MADE T”の位置と裏蓋の形状です。 ダイアル表記の違いは、ST105−012が28秒〜32秒表記の中に記されているのに対して、ST145−022は”T”表記がちょうど28秒、32秒に掛かっているというところです。 |
ST105−また裏蓋形状の違いはST106−012が段付きの物に対し、ST145−022はスムースな物に変更になっています。また4thモデルには現在使用されている”"THE FIRST WATCH WORN ON THE MOON”の刻印はまだ無く、”SPPEDMASTER”の文字と現在も使用されているシーホースが刻印されています。これらの刻印は現在ほど深く彫りこまれていないので、殆どの物は研磨などにより薄れており、これも購入の際のポイントとなるでしょう。 ST105−012には現行モデルのプッシャーよりも平らの物が採用されていました。使用感は現行のものの方が良好ですが、私はこの小さめのプッシャーがデザイン的にとても好きです。またリュ−ズも現行の物よりも大きめのものが付いています。 残念ながらセンターセコンドはオリジナルの矢尻タイプの物ではなく、現行モデルと同様の物が付いています。私の見解では、現行モデルと同様のセンターセコンドが使用され始めるのはST145−022からだと認識しています。 ムーブメントはこの4thを最後に次世代のcal861にその座を譲るcal.321が使用されています。 5振動(1800回転)のロービートが奏でるリズムは現行モデルと微妙に異なり、今でもスピードマスター・コレクターの間で根強い人気を誇っています。 |
<購入時にはベゼルも当時のオリジナルの物が付いていましたが、損傷が激しいので現行に交換。TOPページの写真ではパルスメーターと1479ブレスが付いています。> |
<裏蓋はかなり研磨されてしまっていて、かろうじてこのモデルの特徴である段差が見られます。たぶん以前の所有者であったろう”RON”(ロナルドさん?)という刻印が施されています。どのような方と共にどのような時間を刻んできたのでしょうか。> |
<1956年のスピードマスターの登場からこの4thモデルまで搭載されていたcal.321です。ムーブメントの造詣の美しさも然る事ながら、5振動ロービートが奏でるリズムには”焦らずに、マイペースで!”と語りかけられているようです。> |
| 以下がオメガ・ビンテージインフォメーションからの回答です。 Dear Sir, we have the following details from our archives : mvt N° 240XXXXX - manual winding chronograph movement of caliber 321 - 17 jewels watch reference : ST 105.012 - Speedmaster - asymetric stainless steel case - diameter 42 mm black mat luminous dial with white luminous hands black.tachymeter scale. armoured hesalite glass. manufactured and delivered to our Agents in USA = Sept. 08, 1966 For your information : the mark " OXG " is the American import brand, identifying the genuinely imported watches into USA ....from the others... which were smuggled into USA without paying duty ... and which distributed through the " grey market " as dumping prices-- in USA, such watches had to be seized ! この回答で非常に興味深かったのは、ごく稀に目にするムーブメントの”OXG”刻印がアメリカの並行輸入に対する対策だったというところです。当時、国家大事業である月着陸を目指すNASAの公式時計として宇宙に飛び立ったスピードマスターは、アメリカできっと人気の時計だったのでしょう。その為、幾分か安く手に入れられる平行輸入品が横行し、それに対してのオメガUSディーラの特別注文だったのですね。
OMEGA Speedmaster PROFESSIONAL "ST105.012" Wallpaper #1 905KB (1280x960 pixel ) / Download #2 951KB(1280x960 pixel) / Download #3 772KB(1280x960 pixels) / Download |
〜Speedmaster PROFFESIONAL 4th〜ref.105−012 1966年製、手巻き クロノグラフ cal.321 17石 5振動ケース/41MM OMEGA/SS1175ブレス |