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2003 08/23 (土) チュニジア旅行記(2) 〜 Tunis 〜


基本的にビーチで過ごした今回の休暇ですが、一日だけチュニジアの首都チュニスを訪れました。

滞在先のハマメットも、夜になると現地の人と道を埋め尽くす車、アラビア音楽の喧騒に包まれますが、首都チュニスは一日中喧騒に包まれたとてもエネルギッシュな街。

とにかく驚いたのはその交通事情。ローマを訪れた際に、その交通事情、ドライブマナーの余りの凄さに驚きましたが、チュニスはローマの比ではありませんでした。(笑)

メディナも300本近い小道が行き交う大きな物で、その中には区分けされたバザールがひしめいていました。

チュニスのバザールは売買品によって区分けされていて、生活日常品から観光客用のお土産までまさに千差万別。

ドイツの秩序だった市場とのあまりの違いに、僕も連れも目を丸くして、ただただ唖然としてしまいました。


旅の始まり。ハマメットの駅。ホテルから駅までタクシー15分ほど。料金は驚きの200円程度。ここのタクシーは決してボル事もなく、いつもとてもフレンドリーでした。

今回は現地の人を肌で感じようということで、あえて2等普通電車で移動。さすがに現地の人の間に入ると東洋人の私と金髪の連れは目立ちました。(笑)

チュニスの中心街。とにかく車が多く、渋滞だらけで、少しでも前の車がミスをするとすぐにクラクションを鳴らし、そのクラクションに便乗して他の車も捲し立てるという悪夢のような騒音でした。

チュニスのメインストリート。歴史的にこの国はフランスの植民地だった為か、さながらこのメインストリートはパリのシャンゼリゼ通りという佇まい。また何処のカフェも最高に美味しいケーキを常備していました。

メインストリートにある劇場。植民地時代は音楽好きのフランス人で賑うオペラ劇場として使用されていたのでしょう。現在はあまり使用されていなさそうでした。

チュニス最大のカトリック系教会。外見こそオリエント風でしたが、中身はヨーロッパの教会そのもの。当たり前と言ってしまえばそれまでですが、少々違う物を期待してしまいました。

駅前で捕まったドイツ語をしゃべる怪しいチュニジア人に連れて行かれたモスク。彼の話によるとメディナで一番古いモスクとの事。メディナの道は細く入り組んでいるのに、車がとんでもない速度で進入してきます。

そのモスクの中庭。屋根のグリーンは特別な色で通常の家には使用されないと怪しいガイドは行っておりました。ここで写真を撮ったことによりあとでガイドよりお小遣いを強要されましたが見事撃退。

市場のそばの食料品店街。プラスティクの青い樽のようなものの中にはオリーブがいっぱい。

メディナの入り口にひしめくバザール。まるで年末のアメ横のようでした。(笑)

ここも怪しいガイドに連れて行かれたメディナ内の絨毯屋の屋上にある王宮後。果たしてここが本当に王宮跡だったのかどうかは不明

オリーブ屋さんにあったとても古いタイルで装飾されたオリーブ入れ。手前に見えるように水槽のようになっておりその中にオリーブがびっしり詰まっていました。

その怪しい王宮跡の下に位置する部屋にあった皇女の為のベッド。なんでも1300年当時チュニジア中ここと、もう一つの離宮にしかベットは無かったとの事。本当???

メディナもバザールがひしめく通りを一つ逸れればこの様な静かな路地に。ここでは常に生活の音を耳にすることが出来ます。

さぁ〜8日間にも及んだ休暇も終了。これは飛行機の窓から見えたイタリアの海岸線。海岸線の形状から港町ジェノバの手前であることが分かりました。

スイスの山々。この様な緑の山々を目にすると、エネルギッシュなアラブの国から徐々に静かなヨーロッパへと向かっているのが実感できました。


夢のような8日間が過ぎて日常に戻ってこの旅行記を綴ってみて思って事は、当然の事ながらそれぞれの国によりその価値観は大きく異なるということでした。

なぜかチュニジアでは時計や洋服、その他装飾品はあまり重要には感じませんでした。また現地の人々が集う中心街でたまに見かける

ビルドアップした体におしゃれな姿のヨーロッパ観光客を見るたびに、チュニジアの人々の素朴さがより目に映り、何が大切なのか考えさせられました。

当然、当地の人も携帯電話や、デジタルカメラ、腕時計などに興味は持っていますが、それがすべてではないのです。

また、帰宅途中の飛行機の窓から見えるスイスの険しい山々を見て感じたのですが、険しい山に囲まれ、厳しい冬の来るスイスでこそ時計産業が発達

したのだと再確認できました。チュニジアのような暑い国では残念ながら精密機械を扱うような集中力を得るのは難しすぎます。

ところで、普段寒いヨーロッパの国の人たちが、こぞって暖かい南国へ休暇に行くのは、硬くなった脳と体をとろけさせるためなのかも知れません。(笑)


 

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